はじめに|阿嘉島を拠点に慶良間の海を潜る
沖縄・慶良間諸島といえば、日本を代表する世界屈指の透明度を誇るダイビングエリアです。
その中でも阿嘉島は、島ならではの穏やかな時間が流れながらも、座間味周辺を含めた数多くのダイビングポイントへアクセスできる魅力があります。
私は阿嘉島に滞在し、ダイビングを中心に数日間撮影を行いました。
この記事では、
- ダイビングの一日の流れ
- 水中写真の見どころ
- 水中・陸上のおすすめ被写体
- 滞在時のアドバイス
について紹介します。

阿嘉島ファンダイビングの基本情報
- シーズン:オールシーズン
- エントリー:ボート
- ポイント:阿嘉島・座間味周辺
- 水深:比較的浅めのポイントが多い
- 透明度:20〜30m(40mになることもしばしば)
- おすすめレベル:初心者〜上級者
一日の流れ
基本3ダイブで、朝は8時30分頃に港へ集合。
朝はゆっくりしたいから2本目から参加の方もいました。
着替えは宿で済ませておくことができるため、到着後すぐ出港できます。
1ダイブ終了するごとに港へ戻るスタイルなので、水面休憩も落ち着いて行えます。
昼休憩は約1時間半と十分時間がありました。一度宿へ戻って服に着替えて昼食をとることができ、島時間を感じられるゆったりしたダイビングスタイルです。
ワイド派もマクロ派も楽しめる海
私が参加した日は7名のゲストのうち
- ワイド派:2名
- マクロ派:5名
という構成でした。
ガイドの方はどちらにも十分配慮してくれ、被写体を紹介してくれました。
他のゲストの方がマクロ撮影中も、ワイド派が退屈になることはありません。
周囲には、
- サンゴ
- イソバナ
- デバスズメダイ
- ハナダイ類
など、美しい背景になる被写体が多く、自由にワイド撮影を楽しめます。

阿嘉島・座間味島の海で撮りたい一枚
今回、特に印象に残った被写体は次の3つです。
- イソバナと熱帯魚が織りなす色とりどりの景観
- 真っ白な砂地に広がる透明な海
- ギンガメアジの群れ
派手な大物だけでなく、
「慶良間らしい海そのもの」
を切り取れる場所だと感じました。

世界屈指の透明度と健全なサンゴ
慶良間の魅力は、やはり透明度です。
浅場では太陽光が海底まで届き、白い砂地では光が反射して天国みたいと思いながら潜っていました。
さらに印象的だったのはサンゴの状態。
2025年夏には慶良間海域でも広範囲でサンゴが白化したようですが、冬の間に多くのサンゴが回復しているとのことでした。
実際、ダイビングポイントでも、海水浴で利用されているビーチでも、サンゴの状態が非常によくモリモリしていました。
陸上撮影もおすすめ
阿嘉島では陸上撮影も楽しめます。
海を泳ぐことで有名なケラマジカとは、集落周辺や山道では高い確率で出会えます。
おすすめは前浜周辺で、海を背景にした写真が狙えます。
活動時間は
- 早朝
- 夕方
- 夜
日中の強い日差しではあまり姿を見かけませんでした。
夕方は比較的人にも慣れた個体が近づいてくることもあります。

天然記念物に指定されているオカヤドカリも、前浜周辺で出会うことができました。
撮影のコツは、近づきすぎないこと。(100㎜レンズで撮影)
近づくとこちらの足音に警戒して、すぐに殻に隠れてしまいました。
また、白い砂浜よりも木陰や林の近くで見つかることが多い印象でした。
殻にサッと隠れた個体を少し離れて静かに待っていると、おそるおそる外の様子を確認して再び歩き始める様子がとてもかわいかったです。

水中撮影のポイント
阿嘉島は水深の浅いポイントも多いため、自然光だけでも十分美しい写真が撮れました。
一方で、それ以上深くなるポイントでは、
ストロボがあると
- サンゴ本来の色
- イソバナの赤
- 熱帯魚の鮮やかさ
を自然に再現できます。

滞在時のアドバイス
阿嘉島は宿泊施設が少なく、限られています。
ダイビングショップと宿をセットで手配してくれるお店もあるため、
繁忙期は早めの予約がおすすめです。
また、昼食営業のお店も多くありません。
ランチ営業日も限られるため、事前に営業日・営業時間を確認しておくと安心です。
島内観光には
トゥクトゥクのレンタルもおすすめ。
私も到着日にトゥクトゥクをレンタルして阿嘉島と慶留間島、外地島を2時間ほどかけて一周しました。
まとめ|海も島時間も楽しめる阿嘉島
阿嘉島は、海中風景だけを追いかける海ではありません。
抜群の透明度、サンゴ礁、魚たち、そして島で過ごす時間。
それらすべてが合わさることで、「世界が恋する海」を心から感じることができると思います。
慶良間・座間味島周辺で水中写真を楽しみたい方には、ぜひ一度阿嘉島を拠点に滞在してみることをおすすめします。
海だけでなく島そのものを好きになるはずです。

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